腰椎に起こったヘルニアを「腰椎椎間板ヘルニア」と呼ぶのに対し、頚椎(首の骨)に起こったヘルニアは「頚椎椎間板ヘルニア」と呼びます。 頚椎は7個の椎骨で構成されており、この部分に強い力がかかったりする事で、椎骨の間の椎間板から髄核が突出してしまった状態を頚椎椎間板ヘルニアというのです。 頚椎椎間板ヘルニアは、上半身に症状が出ることが多いのですが、圧迫されている神経が広範囲に広がっていると、下半身にまで症状があらわれる場合があります。 頚椎椎間板ヘルニアの主な症状は、肩こり、背中の痛み、手から腕にかけての痺れや痛みなどです。 頚椎椎間板ヘルニアも保存療法が中心で、鎮痛剤や筋弛緩剤、ビタミンB12などを用いて治療していきます。 場合によっては、けん引療法が行なわれます。 けん引療法は、あごを引いていない状態で行なうと、頚椎が後ろに下がって神経組織を圧迫してしまい痛みの症状を悪化させる可能性があるので注意が必要です。 保存療法を行なっても痛みが一向に取れず、日常生活に支障をきたす場合は手術療法が行なわれます。 頚椎椎間板ヘルニアは、外から見ただけでは分かりませんので、頚椎椎間板ヘルニアではないかと思った時は、専門医による診断や検査をしてもらって判断しなければなりません。...